2017年10月17日火曜日

バニラテーマソング アレンジコンテストに参加しました。

誰もが聞いたことがある宣伝トラックから流れる「バ~ニラ! バニラ!バ~ニラ! 求人!」のあの歌で有名な求人情報会社のバニラさんがオフィシャルでアレンジコンテストを行うことを先日ツイッターで知りました。



元から「声ネタ」として「バーニラ!バニラ!」の声がすごく欲しかったので、思わずツイッターでリプライさせて頂いたところ、


これをKAI YOUさんが取り上げて頂いて、Yahoo!ニュースでも名前が出てしまったので、

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171010-00010003-kaiyou-ent

なんか後に引けなくなり、リミックスコンテストに参戦すべくコチラ製作いたしました!




再生数と投票数によっては、街のトラックから流れるチャンスかもしれないので、皆さん、拡散と応援、よろしくお願いします!

https://qzin.jp/contest/vote/16/#application-detail

2017年10月9日月曜日

沖縄遠征の(帰りの飛行機)の話。

沖縄遠征は短い滞在でしたがとても楽しかったです。
呼んで頂いたアッキーさん、オニオンボーイくん、共演の皆さん、ハコの皆さん、そして遊びに来てくれた皆さん、ちょーでーぐぁに連れてってくれたトクメイ君、どうもありがとうございました!
お疲れ様でした!!

・・・・・・

それはそうと、楽しい気持ちの余韻を楽しみながら、帰りの飛行機に乗ったのですが、俺の隣に、いかにもモテそうな長身で清潔感あふれるイケメン一人は光GENJIの赤坂みたいな感じで、一人は市川海老蔵みたいな感じの尖った靴を履いた30代の男2人が座ってて、なんかこういう見た目がシュッとしてる人と一緒になるとなんかコッチが劣勢人種みたいな気がして苦手なんだけど、指定席の関係でそうなったので、離れるわけにもいかず約3時間程度のフライトを隣で過ごすことになったわけだ。

そうすると、嫌でも彼ら二人の会話が耳に入ってくる。
フライト中は暇だし、聞き耳を立ててしまうって気持ちは分かってもらえると思うんだけど、最初は何の話をしてるかよく分からなくて、話の概要が全然見えなかった。

とにかく、よく喋っている。
3時間の間ほとんど会話していたと思う。
男二人でよく三時間も会話が持つものだ。きっと二人は大の仲良しで、それも二人ともイケメンなんて類は友を呼ぶんだな、俺の仲よい奴らにはここまでのイケメンはいねえなー、なんて思っていた。

で、光GENJIの話を海老蔵がくそウケてて、大笑いをしてたりしてるんだけど、聞いてる俺は一ミリも面白さが分からない。

どうも話の全体像が見えなくて、何か別の言葉で話しているような、外国人が話しているような感じだった。
ただ、なんとなくエロい話をしてるっぽいな、下ネタ好きなんだなー、と。

たとえば自分の知らない趣味の世界や、全く知らない業界の話だったら、興味深く聞けたんだろうけど、これが聞いてても、ちっとも面白くないんで、二人をラジオ代わりにするのはやめて、少し居眠りをしていた。

ふと気付くと二人はまだ話をしている。
どうやら家族の話をしている。
妻と子供の話になった。
聞いてる限り、しっかりした仕事もしてるようだ。

海老蔵の話を聞いて、光GENJIが、それは良くできた奥さんだな〜」と褒めると海老蔵は「だろォー!?」みたいな感じで、ご満悦の様子だ。

さすがイケメンは良くできた奥さんをお持ちですな。

しかし、そのうちに「LINEを見られるのが一番ヤバい」「カカオって知ってる?」みたいな話になった。LINEもカカオもチャット用のアプリだなー、なんて思ってると、また女の話が始まった。

互いに何かスマホで写真を見せ合って、この子は可愛かっただの、どこでいつ会っただのと会話してる。
要するにこの二人は妻子がいながら女と遊びまくってるらしいし、それをお互い自慢したり、情報交換していたらしいのだ。

さらに聞き耳を立てると、LINEグループにヤリチン同士の情報交換のグループがあるらしい。きっと沖縄に男二人で行っていたのもおおかたそんな理由だろう。

海老蔵は「LINEを見られたら俺の二面性がバレるから、それは絶対に防がないと」と言った。

二面性…ねぇ…


光GENJIが海老蔵に「最近、可愛いブタいた?」と聞いた。
海老蔵が「川崎であった21歳、けっこう可愛いよ。羽田で働いてて…まあ、結構ビッチっつーか…」

要するにブタは隠語で、自分が遊んでる女達を「ブタ」と呼んでいるらしい。

俺には想像がつかないルールと世界観で生きているんだな、と確実に感じた瞬間だった。
光GENJIと海老蔵はその端正な顔に似合わない下卑た笑い声で笑った。
というか、その時から彼らの笑い声は俺の耳に下卑た声に聞こえ始めた。

海老蔵が言う。
「俺たちが使ってるようなXX阻害剤(聞き取れず)と同じような○○阻害剤って成分が入ってて、女に飲ませて記憶なくさせる薬があるらしいんだよ。
何やっても覚えてないらしい。
俺、個人輸入しようかな。」

光GENJI
「それは使えるかもな〜」

俺の心の声
「とんでもねえ〜ワルだな!お前らはよ!」

「こいつら、マジでろくでもねえな〜」と思いながらも、飛行機は間もなく成田空港への着陸体制に入った。

着陸。

携帯の使用が許可されると二人は速攻でスマホを取り出して、LINEを立ち上げている。
海老蔵はスマホ二台持ち。片方のスマホにLINEが飛び込む。
そこには可愛らしい子供の写真が送られてきた。

海老蔵は微笑み、手馴れたフリック入力で、長い返事を返していた。

もちろん何を返していたかまでは分からないが、きっと一台は「よいパパ」用、もう一台は「ブタ狩り用」なのだろう…
光GENJIの方はスマホは一台でなにやらやり取りをしていた。

こいつらモラル低いし、それと同時に狡猾なんだな〜!


機内アナウンスが入る。

「ゴミを前の座席のポケットに放置しないで、持って出てくださいね」という内容だ。

飛行機は降機する際に出入り口にポリ袋があって、そこにゴミを捨てられるから、ゴミを持って飛行機の出口まで行けばよい。

当然、俺も機内で飲み干した沖縄で買った「さんぴん茶」のペットボトルを手に持った。

その時、そんなアナウンスがあったのに光GENJIはペットボトルをわざわざ前の座席のポケットに押し込んだ。

海老蔵もそれを確認しながら全く注意する様子はない。

「あー、やっぱりそういう奴ってこういう奴だよな〜」

と変な納得をした。

彼らの「ブタ狩り」に何か言えたスジではないが、ゴミを放置するのは注意できる
彼らを注意できる!このゴミ放置を指摘することで、彼らの不道徳な存在に対して物申すことが出来る。

俺が出来る事はこれしかない!

飛行機は動きを停止し、二人はすぐに立ち上がり上の棚の荷物を降ろす。

俺はすかさず光GENJIが座っていた座席の前のポケットに深くねじ込まれたペットボトルをこれ見よがしで取り出した。

「…これ、忘れてますよ。」と差し出す。

光GENJI「…あぁ、どうも。」(面倒臭そうに)受け取る。

それだけだ。

それで終わりだ。

何も起こらない、何も変わりやしない。

俺には何も出来やしない。

そうか。


彼らの事を「ろくでもない」と思う俺が差し出がましいのかも知れないな。

世間体や肩書きで見れば、俺は「汚い半袖短パンでうろつく独身、自由業の40代の前科者」で、彼らは清潔感のあるまっとうな職についた格好良いパパ」なんだ。

どう考えても見た目や肩書きがマトモなのは彼らだ。

俺は2015年3月、法律で禁止されてる植物を持ってた。

彼らは妻子がいる身でそれを隠しながら、女性をブタと呼んでそこらで今でもやり散らかしてる。

犯罪者は俺の方。

模範市民は彼ら。

世の中、マジ超ウケるし、正義も悪も道徳も不道徳もねえんだ。

世の中、バレてなきゃやり放題。

そういうものなんだ。

ああ、クソ!楽しかった沖縄遠征のはずなのに、なんで今ここでこんな気持ちにならなきゃいけねえんだよ。

ちくしょう。
ここには酒が売ってねえや。

しょうがねえからポケットに残ってた残りのハイチュウ2個を一気食い。
クソ甘酸っぱいだけだった。

ああ、やっとバスが来た。帰ったら酒を飲みにいくか。

で、酒を飲んで考えたんだが、俺はもしかしたら、あの二人のようになりたかったのかも知れない。
まともな会社員をやったことがない。結婚もしてない。子どもも居ない。
異性を手玉にとるなどという経験は体験したことがないし、これからそのような事があるはずが無い。

自分のした事がない経験を羨んでいるだけだとしたら?

容姿が恵まれて生まれていたら、それをどう活かすのか?

それはその人次第であるから、美人やイケメンは一種の特殊能力者なのであり、我々凡百かそれ以下の容姿しか持たぬ者に代わって、私利私欲に走ることなく、X-MENのようにその力を平和利用してもらいたいものである。

でも、ゴミをちゃんと持っていくぐらいの事はやれよナ!!!!!

2017年10月5日木曜日

ソファーに憧れる半生とチェアリング。

人一倍、ソファーに憧れがある。快適な椅子に憧れがある。
とは言っても、自分はイスをはじめ家具についてはほとんど知らない
チェアリングは好きである。


子供の頃、川崎北部のとある町の純和風の古いアパートにずっと住んでいたので、洋間が無かった。
物心がついた家はそこだ。
生まれたのは東京の世田谷らしいが、すぐに越してきたらしく川崎の記憶しかない。

狭い居間にはちゃぶ台と座布団で、家族三人でちゃぶ台を囲んでメシを食ってたし、テレビを見てた。寝るのもそこだった。今思えば1Kってやつだった。

小学校5年くらいで引っ越しをするんだが、とはいっても同じ大家の敷地内の木造平屋の借家だった。前のアパートよりは部屋数があったので、自分の部屋が出来た。四畳半の畳敷きで次に引っ越す頃には床が陥没してた。
で、椅子のない生活でいっつもあぐらの姿勢でゲームをしていた(太閤立志伝2を10時間とかぶっ続けで)ので、ヘルニアを発症したりした。

あぁ、俺の部屋にソファーさえあれば、ヘルニアを患う事もなかったろうに…

そこから今の今まで何度かの引越しを経ても和室、椅子なしの生活が続いている。

はじめてソファーを生で見たのは、地主兼、大家さんの家の応接間
まだ小学校にあがったか上がってないかの頃だった。大家の孫にあたる子供達とと仲良かったので、大家が所有するアパートや平屋などがある敷地内で鬼ごっこやかくれんぼなどして、よく遊んでいたんだけど、その日は、多分、天気が良く無かったので、たまたま大家さんの巨大な屋敷の中で遊ぶことになった。
大家の家は、敷地内でもフェンスに囲まれていて、日本庭園式の庭には池があったりした。

たまに庭に侵入しては、岩に登ったり、 池に落ちないようにする遊びをしたりなんかしていたが、屋敷の中に入るのはじめてだった。

いわゆる金持ちの家って奴にはじめて入ったのだった。

薄暗く広い和室に床の間があったり、見たことない小さい木製の神社みたいなモノがあったり(神棚)、なんか怖いお面(多分、能の蛇面)が天井近くの壁の上の方に飾ってあったり、謎の掛け軸があったり、刀やヨロイカブトがあったり、見たことないモノが沢山あった。
部屋数も沢山あり、子供の感覚では謎の(村雨)城に入り込んだような気持ちだった。

当時はこれが地主と店子という関係も分からなかったし、経済的な格差というのもまったく理解していなかったから、テーマパークに来たみたいな感じですごい無邪気に面白がってたはず。

で、沢山部屋があるので、探検していくと、さっきまで見たような雰囲気とは明らかに違う部屋に入った。西洋風の薄暗い部屋だった。

正面には、大家さん、存命中のその人の胸像が不気味に鎮座していた。

今思うと一介の郊外の地主のおじさんが、存命中に自分の何を讃えてるのか知らないが、胸像を作って応接間に置いてるってのは、なかなかにヤバいし、今考えるとすげー金あったんだろうな、と思う。
で、その部屋にはきっと数百万円はするだろう本革(多分)巨大なソファーセットがドカンと置かれていた。
それが俺のソファー初遭遇だった。
その時はイスという事を認識してなくて多分はじめてベッドを見た時のそれと同じくトランポリンの一種みたいな物だと思っていたらしく、乗って跳ねていた思い出がある。

その後、それがソファーという物だと知ってからはずっと憧れを抱いていて、40になった今でも部屋にソファーがほしいままである。

唯一、ソファーが自由に使えたのが、アシパンをやっていた頃と、菊名のシェアハウス、通称、汁ハウスに住んでいた時だが、未だ自分専用」のソファーとは縁が無い。

今住んでいる所もソファーを置いたら寝る場所が無くなる。

ここ数週間、史上空前のチェアリングブームが自分のなかに到来しているが、この座り心地のいい自分専用のイスへの執着心も実は幼少からのソファー憧れの延長にあるのかもしれないと思っている。

家での製作作業に使っているイスも、もう6.7年も前にバブルB氏が破けて使わなくなった椅子をもらって使い続けている。

なかなか立派な椅子であるが、ちょうど膝の裏あたりの部分が破けて、金属の骨組みがむき出しになっており、座り心地が良いとはいえない。

買えよ!いや、そこにまわす金がないってのも事実なんだよ!


ソファーへの憧れを紛らわすため、また、そのすわり心地の良さがネットで評判となっていた、人をダメにするクッション」を購入したが、やはりこいつはソファーでもないし、イスでもないのだ。

そうなると、今チェアリングで使っている、ホームセンターで1200円くらいの椅子が自分の身近で一番座り心地が良いイスだという事になる。

だから、正直、家にいるよりも、チェアリングしていた方が座り心地の良いイスに座れるし、よりリビングっぽく過ごせるわけだ。(家にリビングとしての機能がないので)

事あるごとに、武蔵小山の林試の森公演で、チェアリングをしてるんだが、イスについての拘りというか、執着心の原点はこの辺にあるのかなぁと思ったり。

いやぁ、金持ちになりたいなー。
自宅の屋上でチェアリングとか最高だろうなぁ。

とはいえ、低所得でも金持ちでも、公共施設を目一杯使って楽しめるのかチェアリングでもあるし、街や公園、自然をリビングにして寛ぐのが一番の贅沢かもしれないっすね。


という文章をチェアリングしながら書いております。


2017年9月27日水曜日

苦いのは悪だ!味覚が小学生問題について

世の中には薬物や嗜好品をはじめ、いろんな中毒性がある物が沢山ある

中毒についての話は「前科おじさん」の中でも、マッサージ中毒について触れたけど、人の体を押すマッサージ屋は、文字どおりのプッシャーだよなぁと思った、って話。詳しくは「前科おじさん」を読んでください。

体に悪い、もしくは何も生み出さないけど、やめられない事や物は沢山ある。

まあ、俺の場合はこんな話をすると、また大麻の話かと言われるんだろうけど、逮捕されると割りに合わないよ、としか言えないし、まあ今回はそういう話は無しにしておこう。


2015年3/3に逮捕されて23日間拘留されて、出て来てからお酒を飲むようになったんだけど、正直、酒は体に負担あるな、と思う。酒は中毒性が高いのは皆さんご存知の通りだ。

昔から酒は生涯好きになる事はないかと思ってたけど、「二日酔いってキツいよな」「どのコンビニ酒がヤバい」みたいな話をアラフォーになってからするとは思わなかった。

酒はいくら飲んでも、成人してればそれ自体は違法じゃないし、暴れたりしない限りは、捕まらない所が最高だけど、10年間クラブをやってきて酒を飲む人達を相手にしてきたけど、その他の部分で「酒は最高」とは言えないところも沢山ある

なんで酒を飲むようになったのか。
以前は酒に超弱くて、速攻で頭が痛くなったり気持ち悪くなったりして、「酔う」って意味がよく分からなかった。

俺は数年前から「どうせろくでもない人生なんだから、1秒でも長く酩酊してたい。シラフの時間を無くしたい。もっと無意識に!意識を低く!」と常に思っていて、なんか結果的には、そこに対して妙に意識が高くなってるという本末転倒な生き方を自分でもしてると思うんだけど、実は酒で酔う感じがわかるようになって来たのが、ここ2年くらいの話なのである。

チェアリング協会で一緒に活動する伊藤雄一の結婚式に山形に呼ばれてそこで飲んだワインが随分飲みやすくて、そこで、ああ、酒のキマり方ってこうなんだ、と理解した。

伊藤君は酒に造詣が深く、特にワインには非常にこだわりを持っていた。
自分でも山形でワインバーをやっていたし、独自の仕入れルートをヨーロッパに持っていた。

それが良かったもんで、飲み始めて一年は酔う事だけを目的にアルコールを摂取していたで、自分の限度が分からずにゲロ吐いたり、ウンコを漏らしたりして40にして酒との付き合い方を学ぶ羽目になった。

酔うのは楽しいし好きだ。
飲み会の酒の席の話も楽しい。
酒のつまみの料理も美味い。

だが、おそらく俺は酒自体の味は好きじゃないのだ。

舌が小学生のままなのである。

特にビールは苦くてマズイ。
その「苦さが良い」とビール党は言うが、苦いものは苦いし、苦いという漢字は「苦しい」って言う字じゃねえかよ。

それが美味しいわけがねえや、と思う。

かつて植木職人だったオヤジがまだ生きていた頃、毎日、家でビールやら焼酎を飲んでいたけど、いたずらで、味見させられてあまりに苦くて不味かったから二度と飲みたくねえと思っていたし、二十歳を過ぎて法的には酒が飲めるようになって、飲んでみたときも苦いし、すぐ気持ち悪くなるし、最悪だな、としか思っていなかった。あと日本酒は全部セメダインの匂いと味がした。

ビールや酒は大人が飲むものだ。それもやたらに美味そうに飲む。

だから大人になると味覚が変化して、自然に苦いものが美味しく感じるようになるものだと思っていたがそんな事は全くなかった

すっげえ汗かいて暑いときの冷たいビールひと口目はいいな、と思うけど、おそらく冷たさと炭酸のシュワシュワが気持ち良いだけだよ、あれは。
だったらコーラとかスプライトのがいいよ!甘くておいしいし!

そもそと「苦い」って、「苦しい」って言う字だし、あと「辛い」のも「辛い(つらい)」って字と一緒だよ!


非常に困難で苦しむ事を意味する四字熟語の「艱難辛苦(かんなんしんく)」って言葉、苦いと辛いがモロに入ってるし。

人間は本能的に苦い、辛いは困難であると感じるって事でしょう。

そもそも人間として苦いと辛いを楽しめる奴はマゾっ気があるって事じゃん?
だから、「苦味の良さを分からないのは子供だよ」とか言われる筋合いはねーじゃん?
だいたい子供のが味覚が素直じゃん?

俺は味覚が人よりピュアなんだよ。
だって子供は甘い味が好きだろう?

だから酒も酒の味をできるだけ感じさせない甘いやつとか、酸っぱいやつが好きでよく選んで飲んでる。

みんながビールを頼む中、甘いカクテルとかを頼むのはちょっとカッコ悪いかと思っていた時期もあったけど、これからは「俺、味覚がピュアなんで」みたいな感じで言おうと思うよ。

体裁に気を使うよりも、もっと自分の味覚に素直になって良いと思うんだよ。
どーせ飲むなら素直に美味いと思うヤツを飲めばいいんだ。

で、一番、酒の中で酒の味を感じなく、なおかつ酩酊できるヤツを求める事になるんだけど、最近の俺がチェアリングで定番にしてるコンビニ酒がキリンビールから出ている氷結 マンゴースパークリング
期間限定らしいので、レギュラーにしてくんねえかな。キリンさん。


これ、甘いし、シュワシュワしてるし、酔っ払うしで向かうところ敵なし。

こんな事を思ってるのは俺だけかなと心配になったんだけど、俺のように味覚がピュアな人は結構いるらしくて、コンビニでも売り切れてたりするんだな。

味覚がピュアな人達よ、もっと発言していこうぜ。

ちなみに俺が普段から座敷童子のようにいる不動前のクラブ、TRIOのお酒の味をを感じさせないメニューだと、最高に爽やかで程よい酸味のレモンサワーが最高です。

あと、「ピンプジュース」ってのも、なかなか情報量の多いカクテルで、なおかつまったく酒感が無いのに結構酔っ払って最高なんで、味覚がピュアかつ、酩酊感が欲しい方、トリオにお越しの際はぜひこの二つをお試しください。

宣伝でした。

とはいえ、甘味の含まれるものが好きだと言うのは否定しがたい事実かも。
やきとりも、塩よりも甘くて、情報量の含有量が多いタレ派だし、辛いよりも圧倒的にあまからいモノが最高だ。

どうだい?ピュアだろう?

あと、やっぱり思うのは、甘いモノ、糖分も中毒性が高いうえに摂りすぎると身体に不具合を起こすから立派なドラッグだな、ってこと。

ツイッターで「糖分が一番のドラッグじゃないの?」って、書いたら、子供がジュースジュース泣き騒ぐのは麻薬作用があるからだそうです。」ってリプライを貰ったけど、やっぱりそうだよな。

あと、面白かったのが、白米とか白砂糖とか白いやつは特に悪いと言うか脳汁バンバンらしいですね」っての。

確かに、合法、違法、いかんにかかわらず白いモノはヤベェ
牛乳と豆腐は大丈夫そうだけど。

この後も中毒性のあるものについて色々書きたいなと思ったんだけど、今回は酒の話になっちゃいましたがこの辺で。

っていう原稿もチェアリングしながらスマホで片手で書いているルミナティジャパン会員の高野政所でした。




チェアリング最高~!


公園の通路の手すりに謎のブラジャーが引っかかっててこれまた最高~!

2017年9月18日月曜日

情報量が多いとヤバい。

相も変わらず情報量の多い物が好きである。
昔、バブルBが、「オタクは情報量が多いものが好きだ」と言っていたが、全くその通りで、たとえばBPMが早い音楽は当然情報量が多いし、ハードコアテクノや自分が日本に持ち込んだFUNKOTもまたしかりである。

いつの時代も日本のハードコアテクノシーンにオタクっぽい子が多数派を占めるのも納得がいく話だ。

情報量の多いアニメ、情報量の多い映画、情報量の多い音楽と同様に情報量の多い食べ物もある。

「構成する要素が多い方がアガる」つまり、情報量の多い方がアガるは真理であり、例えば、古くから日本でも親しまれて来たカツカレーなどもとんかつとカレーライスの良さを併せ持ち、とんかつ単体、カレーライス単体に比べて情報の含有量が多いということになる。



身近な情報量の多いメニューでは、カレーライスとかつ丼(カツが煮てあり、卵で閉じてある状態)の要素を併せ持つ富士そばの「カレーかつ丼」、カツ、牛丼、カレーライスの要素を併せ持つ沖縄では有名などん亭スペシャル忘れてはいけない。




オタクや童貞ばかり並んでいるイメージのあるラーメン二郎や、その他濃厚系のラーメンなども情報量の多い食べ物であろう。
人は情報量とその組み合わせの妙、バランスで快感を得るのである。

先日、不動前トリオで「水曜からブットンデル」という平日のパーティーを共催するワタナベ子役と、明け方に牛丼チェーン店のすき家に行った時の話だ。

すき家といえば、三種のチーズ牛丼、牛丼アラビアータ、麻婆茄子牛丼など、牛丼になんらかの情報を付加した魔改造メニューの冒険具合とアイディアの豊富さに俺の中では定評があるのだが、店頭に見慣れないメニューの旗がはためいていた。

「さんま蒲焼丼」である。

さんま蒲焼は缶詰でもよくあるし、この世で一番尊いとされる味覚、「甘辛い」を体現したマジで白飯に合うフェイバリット魚料理である。
これの丼なら間違いない。

「さんま蒲焼丼」と来たか…これは、また良いとこ行ったな〜!

と感心していたが、その下に情報量の多いメニューを発見した。

その名は「さんま牛」
ご丁寧に牛に「ぎゅう」というルビまで振ってある。


すき家の割と定番メニューに鰻丼と牛丼を合成した「うな牛」というのがあるので、それを踏襲したものなのだろう?
「うな牛」もなかなかのインパクトはある。
「さんま牛」と同じく水棲生物と陸性生物のコラボとはいえ、うなぎと牛はどちらも丼のウワモノとしては定番なので、さほど違和感はなかったのかもしれない。

しかし、さんま蒲焼 x 牛丼 という今まで聞いたことない組み合わせである。
さんま蒲焼丼自体が割と聞きなれないフレッシュな存在であるのに加えて、さらに牛丼の要素まで乗せて来るとは!!

予想外の組み合わせと、そのショッカーの改造人間を思わせるネーミングセンスに完全にロックオンされてしまうとともに、仮面ライダーに出てきたイソギンチャクとジャガーを合わせた怪人イソギンジャガーを思い出した。


余談だが、仮面ライダーのゲルショッカー登場以降はカニとコウモリを合わせた怪人、ガニコウモルなど、別の生物と別の生物の要素を併せ持った怪人が多く登場するが、まさにそこに出てきそうではないか。「サンマギュウ」!


そういえば、仮面ライダーV3においては、無機物 x 有機物の組み合わせを主体としていた。
カメバズーカ、テレビバエ、ガマボイラーなど…

もっとヤバいのは仮面ライダーXの「悪人軍団編」歴史上の有名人と動物の組み合わせ、例えば、カブトムシと怪盗ルパンをあわせた「カブトムシルパン」、ガマガエルと石川五右衛門の「ガマゴエモン」、コンドルとジンギスカンをあわせた「ジンギスカンコンドル」。

極め付けはヒトデとヒットラーを組み合わせたヒトデヒットラー



自分はリアルタイムで視聴していた世代ではないが、再放送やビデオで見たときに衝撃を受けたものである。
昭和の特撮は気が狂っている、と。

余談だったが、その合成怪人的なネーミングセンスにより、これは、さんま牛、行くしかないっしょ!」と決意し店内に入り、テーブルに着くと、さんま牛に並列して店外には出ていなかったさらなる怪人が!

「ねぎ玉さんま牛



まさに魔改造である。
情報量がすごい。

脳内では勝手に以下のナレーション(中江真司の声でが再生された。

仮面ライダー1号、本郷猛には苦闘の末、ショッカーの新たな改造人間、「さんま牛」を倒した!しかし、さんま牛は死の淵で再改造され、「ねぎ玉さんま牛」となって復活し、再びライダーに挑む!
次回「不死!よみがえったさんま牛!」
ご期待ください。

味はさんまの蒲焼丼と牛丼の味だった。
(めちゃ美味いです。)
しかも、大量の「おろし」がデフォルトで付属しており、ねぎ玉さんま牛を頼んだ日にはおろしと長ネギと卵黄という薬味のトリプルアタックを喰らうことになる。

しかも、すき家はメニューのトッピング部分を単品で頼むことが出来るはずなので、たとえば、「高菜明太ねぎ玉さんま牛」「三種のチーズねぎ玉さんま牛」などのさらなる強力な怪人を作り出すことが出来るのだ。(しかもデフォルトで大量のおろしが付く)

ともかくお互い、「さんま牛」と「ねぎ玉さんま牛」を堪能し、店を出た後にもしばらく「さんまぎゅう」という言葉の響きにヤラれていた
なにか口に出して言いたい言葉だ。

何がインパクトがあるって、
「 さんまぎゅう」の「まぎゅう」の部分になんとも言えない魅惑的な響きがある。

まぎゅう…マギュウ…

………魔牛!!

そう、ミノタウロスのような、西遊記の牛魔王のような…


「さんまぎゅう」という言葉で、「隠し砦の三悪人」的に三匹の邪悪な牛、「三魔牛」なイメージが浮かんだ

三悪人といえば、俺のオールタイムフェイバリット漫画であるところの「闘将!拉麺男‼︎」に地禁門の三悪人編というのがある。

この三悪人はラーメンマンが超人拳法を学んだ中国拳法の総本山、少林寺(アニメ版では超林寺)の裏にあった地禁門というところに伝説の邪悪な3人の達人が閉じ込められており、彼らが解き放たれて中国全土が大変なことになる、という話なのだが、その三悪人の名前が、金龍(きんりゅう)、白龍(びゃくりゅう)、黒龍(こくりゅう)である。

なので、さんま牛、もとい 三魔牛は、中国の牧畜農家がその昔護身用の拳法を修行した総本山である牛林寺」に伝わる禁断の秘奥義、「人牛融合の術」人と牛を肉体的に融合させた肉体改造術)を身に付けた三人の達人、金牛(きんぎゅう)、白牛(びゃくぎゅう)、黒牛(こくぎゅう)が、牛林寺のさんまぎゅう」として恐れられ、奥義を悪用して人々を苦しめていた。
ラーメンマンは陳老師の命を受け、さんまぎゅう退治に向かうのであった。

っていうストーリーを思いついたので、すき家は過去にキン肉マンとコラボしたので、再びゆでたまご先生とコラボして闘将!拉麺男!! イベント「牛林寺のさんま牛」編をやったらいいと思いました!

2017年9月13日水曜日

チェアリング体験!街は俺らのリビングルームだ!

長年の友人で、チルアウターとして活動している伊藤雄一から、最近ハマってるチルアウト・アクティビティの話を聞いた。

その名は「チェアリング」
チェアリングとは、アウトドア用の座り心地がよく、なおかつ携帯性に便利なイスを持ち歩いて、ここぞというスポットを見つけたら、イスを設置し、くつろいでしまうという行為。

ある種、スケボーにも通ずるストリートのカルチャーとなりえる可能性を感じた。
スケーターが常にボードを持ち歩いて街角のスポットを見つけてはトリックを披露して遊ぶように、「チェアラー」達は、常にイスを持ち歩いて、ここぞというスポットを見つけたらすぐにチルアウトする。

もちろん、ただ座るだけでなく、スーパーやコンビニで日本で最も手に入りやすく合法的に酩酊できるドラッグである、お酒や、思い思いのつまみを購入して、好きな所に座って呑み始めるのである。
その景色が自分の居酒屋や、リビングルームになってしまう。自分の部屋が狭くて殺風景ならイスを持って部屋を飛び出せばいい
空間や居酒屋のメニューに縛られる必要はもう無いのだ!

町歩きをしていて、素敵なスポットを見つけて、お気に入りのイスを設営すれば、そこはもう自分のくつろぎ空間だ。

伊藤くんは既にお台場や、高円寺の路上や交差点でのストリートチェアリングを実施して、その体験を半ば興奮気味に語ってくれた。

そんな話を聞いて、非常に興味を持っていた所、先日、伊藤君に実際にチェアリングしてみようぜ!と、誘われたので、普段からお世話になっている不動前のDJバー、TRIOのマスター、平澤雄一君を誘って、ダブル雄一と一緒に品川シーサイドを舞台にチェアリング体験をして来た。

まずはイスを買うところから。
勝島にあるホームセンターのアウトドア売り場でチェアリングに適したイスが1000円ちょいで売っている。

760円くらいのものもあるが、背もたれもなく、イスとしてのチル度が低いので除外。
すると1280円で、ちゃんと背もたれが付き、なおかつ、肘掛にドリンクホルダーがついたチェアリングにうってつけのイスを発見。

試しに座ってみると、座り心地も悪くない。
他に「包み込まれるような座り心地」を売りにしたイスもあり、確かに座り心地は絶品だったが、肘掛けとドリンクホルダーが無かったので、前者を選んだ。

ぶっちゃけ安い!
スケボーよりも安い。高いハンドスピナーなら二個分くらいの値段。
これだけでチェアリングを始められるのだ!すげーハードル低い!

そして、ホームセンターと併設するスーパーで、生サラミ、鳥の竜田揚げ、特売のレバーパテ、缶チューハイ、スパークリングワインなどを購入。
それでも一人1000円くらい。

それらとイスを持ってチェアリングスポットを見つけるために街を散策。
少し歩くとモノレールが見える良い感じの河川敷を発見。早速チェアリング開始!





このようにいい感じ!


伊藤雄一によると、例えばapple musicや、spotifyなどの定額聞き放題の音楽配信サービスと、ポケットwifiの組み合わせとチェアリングは非常に相性が良いとのこと。

河川敷を楽しんだ後は、そこから見えた橋の上が良さそう、という事で橋の上に移動、設営、チルアウト!

地元の子供や主婦が通る中で、優雅にスパークリングワインを開ける。



どうやらここは「しながわ百景」にも選ばれている絶景スポットらしい。

据え付けのベンチよりも我々のイスの方が座り心地が良いので、ベンチをテーブル代わりに使いながらのチェアリング。これは良い!良すぎる!



その後、平沢雄一君と別れ、伊藤君と共に天王洲アイル駅に移動。
天王洲アイルはオフィス街で飲み屋街もないので、滅多に訪れる事はない場所だが、俺たちにはイスがある。

オフィス街を抜け、水辺を求めて移動していると、眺めの良いリバーサイドスポットを発見!
夕暮れから夜景に変わるビルを背景に夏の終わりのチェアリングを満喫!



いやーハマった!!
普段は足を止めて見ることもないような、なんてことない景色も座ることで、視点が変わり、新しい良さを発見できる。

今後は、日本中でイスを持ち歩くのが流行ると思います!
チェアリング万歳!

2017年9月1日金曜日

東北ツアーの思い出 あすなろ温泉

さて、最近はというと低収入のわりに多忙というある種、平常営業な感じに落ち着いております。
皆さんにおかれましては、どんな夏をお過ごしなられましたでしょうか?
僕はと言えば、夏のクライマックスは8/10-8/15にかけて、仙台、盛岡、青森、八戸をめぐる東北DJツアーが非常に印象深いものでした。
このツアーは後輩のアボカズヒロ君が企画してくれたもので、僕、アボ君にフクタケさんという数年前に大阪マハラジャに遠征したACID PANDA DJ TEAMの珍道中でございました。
各地域とも個性的な沢山の人たちに出会い、お世話になりつつ様々なトラブルもハプニングも乗り越え、最終的には全員優勝といった感じの大変ながらも非常に楽しい旅となりました。
ここに改めて感謝を述べさせて頂きます。ありがとうございました!

で、各地で名所なども案内して頂いたんですけど、特に印象に残った場所の話を一つ。

仙台Shangri-LaでのSUMMER MADNESS、盛岡MOTHERでのAP-DEXを終え、ツアー3日目の青森、音夜祭という野外レイブの後でした。
この音夜祭は青森の山の中という自然に囲まれた絶好のロケーションだったのですが、あいにくの雨、そして結構な寒さでなかなか過酷な感じでしたが、それでも、個人的にはDJ中にブースにカミキリムシが飛んできたりして雨の中、気合いの入ったパーティーピープルの皆様が盛り上がってくれたりして非常に面白かったんですが、三日目とともなるとやや疲れが見えてきまして、今回ツアーのアテンドをしてくれた青森在住で僕らの仲間である通称:O.G(Omoshiro Gangsta)こと光一君が毎週通っているという温泉施設に行って、ダメージが蓄積されてオレンジの表示になったヒットポイントを回復する運びとなりました。
何でも早朝五時からやっているとのこと。


O.Gいわく「すげーヤバい温泉なんで!」って事で、楽しみにしていたのですが、ここが本当にヤバい所でして、今回訪れた場所の中でもダントツに記憶に残る語り草となりました

その温泉施設の名は青森市牛館「あすなろ温泉」 https://takashige-group.jp/asunaro/
いわゆるスーパー銭湯的な所なのかと思っていましたが、ここがいろいろと謎の多い施設で驚きの事実が判明することになります。

周囲は本当に吉幾三さんの「俺ぁ東京さ行ぐだ」の世界であり、遠くにすばらしい山並みの風景、高い建物は一切なく、あたり一面は広大な田園風景が広がるまさしく "NO DISCO CITY"といった所。

その中で突然に表れる緑と黄色いのツートンカラーの二階建ての大きな建物周りの田園風景に溶け込むような色使いがすでに様子がおかしい感じ。200台は停められそうかという広大な駐車場。
周囲を見回すとメインの大きな建物のほかにもこの黄色と緑のツートンカラーで塗られた建物が周囲に点在する。
それぞれ別の業種をやっているっぽい建物だ。つまりこれらはこのあすなろ温泉と同じグループのものなのだろう
この地域一帯で手広く事業を手掛ける地主、またはこの地域を支配する豪農の一族がいるのだろうか?

まぁそれはそれとして、この黄色と緑の建物は田園地帯に忽然と現れたのだが、「あすなろ温泉」などと書いてあるような大きな看板は一切ナシ、入口のガラスの扉に赤い文字で「あすなろ温泉」と控えめに書いてあるだけである。
スーパー銭湯と言えば、国道沿いに巨大な看板が出ているのが普通なのだが、それが全く奥ゆかしいというか、主張が無いというか、しかも、周囲の景色にステルスするかのような黄色と緑の田舎風迷彩の建物である。


やる気あるんかな〜?と不安になるが、朝5時から深夜12時までの営業というのはかなりの「やる気」が満ちているとも言える。

遠景の見渡す美しい山なみを望みながら、駐車場に車を止めて降り立つと夏の早朝の田園のすばらしい空気がリフレッシュさせてくれた。

O.Gいわく「ヤバい温泉」ということなのだが、ここまではまあ、若干のおかしさは感じるものの、普通といえば普通ではある。

さて、建物に入ってみよう。

まず驚かされるのが玄関を入って目に飛び込んで来る、ガラスケースの中に巨大なアザラシのはく製!温泉施設に入りに来て最初に目にする物が、海獣の死骸!

「あぁ、ここはヤバい…」と直感した瞬間であった。
その剥製から視線を上に上げていくと、謎の韓国語の看板!
どうやら韓国民芸品の販売コーナーのようだ。一体なぜ?

あきらかに外にある「あすなろ温泉」の文字よりもインパクトがあり、すでに何の施設なのか分からなくなってくる。

いきなりの情報量と睡眠不足で、軽く眩暈を覚えながら辺りを見回すと、丸木を使った柱から、斜めに飛び出したヤマネやイタチ、タヌキ系の小動物のはく製!

「ようこそ!僕ら楽しい森の仲間だよ!一緒に遊ぼうよ!」と言わんばかりのその固定された愛らしい表情の動物たちの死骸。

しかし、森の仲間っていうか、最初に向かえてくれたのは、巨大なアザラシと韓国語の看板…

謎の多さに狼狽しつつ、まずは、落ち着いて入浴料を払わねばと思うと、なんと入浴料が異常に安い

大人350円
東京の公衆浴場の入湯料が現在460円ということを考えるとこの大きさとこの設備(まだ、はく製しか見てないがにしては驚異的な安さだ。
この建物の規模から見て、確実にサウナや宴会場、休憩施設もあるはずだか、それらを使えて350円はどうかしている。

いわゆる普通の東京の銭湯だと、サウナは別料金でだいたい300円はかかる。手ぶらセットを買う、またはタオルをレンタルして、湯上りにコーヒー牛乳などを飲んだとするとまあ、1000円近くかかるのが普通である。

それが350円。

O.Gが「青森は外国なんですよ。」と言っていた意味が分かった瞬間であった。

建物の感じを見ると、ところどころに昭和の風情を帯びて古びているが、ロビーは広く、中にある施設をあげていくと、休憩場、居酒屋的なお酒が飲める食事処、小規模なゲームセンター、マッサージコーナー、岩盤浴、地場の野菜や物産を販売するコーナーといった一通りスーパー銭湯として想像できるか、それ以上の施設が詰まっている。

そして、そこらにもヒョウや子熊のはく製が隙あらば現れる。



大浴場までの廊下には突然、おそらく地元の水を司る観音様のような像が鎮座していたり、至る所で気が抜けない。

温泉に入るつもりがいつの間にか、世界の珍しい動物のはく製をみたり、酒を飲んだり、マッサージを受けたり、しまいには地場の野菜を買うことも出来るのだった。

大浴場は、露天風呂は無いものの、ジェット水流系や、サウナ、水風呂と一通りの設備が整っていて、全く不満はなし。

強いて難を言えば、浴場の壁のタイル絵、がすっげえヘタクソで、外に出て実際に見える遠景の山々のが全然素晴らしいってところか
ま、逆に言うとみんな「良い景色慣れ」してるんで、別にタイル絵なんて気にして無いんだろう。

上機嫌で「ヤバい」を連発してながら、入浴を終える頃にはオレンジ色で表示されていたHPもかなり回復した後にもう一つ衝撃の事実を知る事になる。

「ここ、家族風呂ってのがあるんですよ。1時間1400円で借りられて、数人で入れる風呂を貸し切れるるんですけど、休憩室も使えて、要は、周りにラブホテルとかもないんで、若いやつがそこでセックスする施設になってるんですよ。俺も若い時にそれメインで来てて、よく見たらはく製とかあるし、カオス状態になっててヤバいって事に気付いたんですよ。」

っていうか、その話が一番ヤバいって!

…なるほど。

その家族風呂だけは24時間営業だと言うのも全く納得いく話である。


あすなろ温泉はあらゆる地元民の「裸の付き合い」をバックアップする施設であり、というか、その需要をしっかりつかんで離さない不動の地位を築き上げたヤバい存在だったのだ!
だからあんまり看板とかで主張してないし、主張する必要なんてないほど、地元民に密着した存在なわけだ。

あすなろ温泉にいけば、温泉と岩盤浴、動物(の死骸)と食事と酒と韓国民芸品と地元農産物とヤリ部屋が待っている!

皆さんも青森に行った際にはそのカオスぶりを体験してみてはいかがでしょうか?!
また東北ツアー行きたいなァ。